松谷司法書士事務所

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過払い返還業者別対応

ポケットカード(マイカルカード)に対する過払い請求の特徴

ポケットカードの会社概要

ポケットカード株式会社は、以前はマイカルカードという会社名でしたが、平成13年12月に現在のポケットカードに商号を変更しました。
また、平成23年にファミマクレジット株式会社を株式交換により完全子会社とし、その後平成24年に吸収合併していますので、ファミマクレジットとの取引で発生した過払い金も、ポケットカードに請求することとなります。
ポケットカードの過払い請求に対する対応は、比較的スムーズです。

ポケットカードへの過払い請求の注意点

よく、ポケットカードとポケットバンクを混同されている方がおられますが、ポケットカードとポケットバンクは、別の会社です。ポケットバンクは、三洋信販株式会社(SMBCコンシューマーファイナンスに吸収合併)のブランド名です。ポケットカードは以前マイカルカードという商号であったのが、平成13年に三洋信販グループとなったことから、商号をポケットカードに変更しました。SMBCコンシューマーファイナンスに吸収されたことで、三洋信販のブランド名ポケットバンクは消滅しています。

ポケットカードの過払い請求に対する対応は、支払いは半年以上先となるけれども過払い金満額(元金プラス5%の利息満額)の支払いをするというものでしたが、現在は少し状況が変わってきています。相変らず返還時期は半年以上先で、さらに満額の支払いは難しくなってきているようです。

具体的には、裁判をする前の交渉の段階では、5%の過払い利息を除いた過払い金元金の満額であれば和解から10ヶ月後、過払い金元金の90%程度であれば9ヶ月後に返還というような内容の提案がされます。そして、その内容に納得できない場合に、とにかく早期の返還ということで減額を受け入れて交渉したとしても、和解後6ヶ月程度までしか早めることは難しいです。裁判をした場合には、利息も付して返還を受けることが可能です。

過払い金の支払い時期は、和解成立から6~10ヶ月程度が多くなっています。

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