グレーゾーン金利と利息制限法
「利息制限法」と「出資法」、この2つの法律の中間の部分の「グレーゾーン金利」についてご説明致します。
このページでは、実際によくある事例をもとに、利息制限法による引き直し計算により、どのように借入残高が減少し、過払い金が発生するかを図表にして説明しています。
下の例1~例3の3つの事例の中で、ご自身の取引内容に近いものがあれば、参考にしてみて下さい。
近い事例がない場合や、正確な金額をお知りになりたい場合には、無料の引き直し計算サービスを行っていますので、こちらを御利用下さい。
H2.1.1に50万円を借り入れて、毎月利息分のみを返済した例です。返済してはまた限度額いっぱいまで借入をした場合にも、同じような推移となります。利息制限法に引き直すと、徐々に元金が減少し、H8.11.29(取引開始から約6年11カ月経過後)に過払いが発生しました。
※タップで拡大できます。
H2.1.1に50万円を借り入れて、その約1年後に追加借入をして借入額を50万円とし、毎月利息分のみを返済した例です。引き直すと、H9.8.29(取引開始から約7年8カ月経過後)に過払いが発生しました。[例1]よりも過払い発生が遅いのは、1年ほど借入額が10万円の期間があるためです。借入金額が低いと、あまり過払い金が発生しません。[例1]と[例2]の違いは、この点により発生しています。
※タップで拡大できます。
H2.1.1に50万円を借り入れて、約定どおり毎月17,000円の返済を継続し、H5.11.30に完済した例です。利率18%で計算するとH5.4.30(取引開始から約3年4カ月経過後)に過払いが発生しています。25.5%の利率での計算では、まだ102,297円の借入残がある状態です。
※タップで拡大できます。
グレーゾーン金利と利息制限法
「利息制限法」と「出資法」、この2つの法律の中間の部分の「グレーゾーン金利」についてご説明致します。
利息制限法による計算例
利息制限法による引き直し計算により、どのように過払い金が発生するか図表でご説明します。
過払い請求の時効
過払い金返還請求権の消滅時効について判断した最高裁平成21年1月22日判決についてご説明致します。
完済後の過払い請求のメリット
完済後の過払い請求のメリット、信用情報(ブラックリスト)との関係や手続きの費用についてご説明致します。
過払い請求訴訟
当事務所では、早期解決のために「過払い請求訴訟」をお勧めしています。
ブラックリストについて
過払い請求によってブラックリストにならない請求方法、フローチャートなどについてご説明致します。